発音が数値で測れる唯一の検定!EPT®英語発音テストとは?英語発音指導士®とは?

こんにちは。とく教授(@prof_toku)です。今回は、英語の発音のレベルをおそらく唯一算出できる検定であるEPT®英語発音テストについて書いていきます。注目すべき3つのポイントをまず見ていきましょう。

  • 「課題文」と「初見文」がある
  • おそらく減点方式
  • 「詳細評価」でもやや足りない部分がある

EPTには「課題文」と「初見文」があります。「課題文」のほうはHPに3つあり、そのうちの1つが試験当日に出されます。つまり、課題文は好きなだけ練習することができます。アルファベットを読むように問われるので、それも意外に練習しておいたほうがいいです。私はc、wを間違って発音してしまっていました。これも間違うと減点対象になるので注意で必要。

また、恐らく減点方式です。「文を不自然なところで切っている」「間違った発音をしている」などがあると減点されてしまいます。私は特定の音の発音を苦手としているのですが、その音が文にいくつもでてきたため、かなりの減点を喰らいました・・(笑)

「詳細評価」でもやや分かりにくい部分がある

このページに「詳細評価」のサンプルを見ることができます。私がEPTを受験したときは常に詳細評価をお願いしているのですが、もう一歩踏み込んだアドバイスが欲しいなと思っています。

詳細評価で「aの音素が違います」←どういう風に間違ってんねん!

っていう感じです。「/e/を/a/として発音しています」のように、振り返れないのならもう少し具体的に書いてほしいですね・・この点、どのように間違っているかを指摘してくれるEP-Proのほうが親切です。また、EP-Pro®(ブログ記事)と違ってEPT®はそのときの音声の録音を振り返ることができません。初見文を流出させないための対策なのかもしれませんが、学習者にとってはちょっと不便ですね。

一般評価では「文のどこで間違えたのか」というコメントがありません。5000円くらい高価ですが、スコアをチェックしたいだけでなくどこで間違えたかまでを知りたい場合(つまりほとんどの人)、詳細評価を選んだほうがいいと思います。

受講料金

一般評価4950円

詳細評価9900円

受講の流れ

日本人の方に、「カメラに身分証明書を見せて下さい」というのを言われます。私のときは女性が試験件でしたが、相手の顔は見えません。まずアルファベットを読むように言われ、次に初見文、その次に課題文を読むように言われます。一般評価で4950円かかりますが、5分くらいであっさり終わります(笑)

スコア

「この点とる人はこの発音」というのが協会のHPに載っています。また、2022年9月23日現在、私のスコアは85なので、Twitter(@prof_toku)などでこの時点の私の発音も参考にしてください。

90点あればとれる「英語発音指導士®」という資格

記事を書いている現時点、私は90点を越えていませんが、90点以上とると「英語発音指導士®」という国際英語発音協会が認定する資格をとることができます。90点は、少々ミスはあるもののほぼネイティブレベルの発音ができる人だと思います(点数別音声はこちら)。

ただ、この資格については90点とれる人が講座を受講すればこの資格をとれます。リアルなことをいえば、この資格をとるのに88,000円かかります(笑)。つまり、英語の発音の綺麗さは保証されるが、発音を教える上手さが保証されるわけではありません。もしあながた発音を誰かに教わりたい場合、「英語発音指導士®」の資格を持っていても、自分の目でその方の指導方法などをブログ、動画などで確認したほうがいいと思います。

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